さわかみ投信は、東京証券取引所の市場区分再編から半年を迎え、また「投資の日」でもある10月4日(火)を見据え、本日10月3日(月)より『#投機よりも投資を プロジェクト』を始動した。
本プロジェクトは、経済の先行きが見えにくく、不安なニュースが続く今、「投資」とは何かを日本全体で考えるきっかけを創造し、ゆたかな日本の未来を皆で築けるよう、立ち上げたプロジェクト。
そして今回のプロジェクト始動に向けて上場企業・投資家・投資未経験者の『株式投資』のホンネ調査も実施した。
投資未経験者に対して「投資と投機の違いを理解しているか?」という質問をしたところ、約8割(81.0%)が「理解していない」と回答。
続いて、「投資によってリターンを得ること」という考え方については、約8割(78.5%)が「ギャンブルに近い」と回答。
多くの投資未経験者が、「投資」に対して、短期で売買を繰り返し、自己利益のみを追い求める「投機」的なイメージを持っていることが判明。
また、「ギャンブルに近い」と思ってしまう理由で最も多かったのは「ニュースなどで投資トラブルとして扱われるから」という結果に。
そして、株式投資を行う機関投資家・個人投資家への「投資と投機の違いを理解しているか?」という質問では、「自信を持って理解している」と回答できたのは24.3%のみ。
投資について理解していると回答した人であっても、投資を「株価の変動を好機としてとらえ、株を購入したり売却したりすること」と回答する人もおり、「投資」と「投機」について深く理解が進んでいない可能性がある。
さらに、上場企業経営層の60.0%が、「会社経営の意思決定をする上で、長期的に企業価値を高めることよりも、目の前の株価を優先することへの、株主からのプレッシャーを感じたことがある」と回答しており、株主からの「投機」的な期待の圧力に苦慮していることが明らかに。
株主からのプレッシャーを感じている人のうち70.0%が「株主からのプレッシャーにより、中長期的な意思決定がしにくい」と答え、投機的な経営を迫られていることも分かった。
「説明会で、目先の株価や決算状況に対する数値を追及される」「計画は必ず中長期的に作成し、株主に説明しているが、やはり目先の利益を追求する株主は一定数いる」など、「投機」的な株主に困惑するリアルな声も寄せられている。
調査を通じて、「投機」と「投資」の違いを正しく理解出来ていない人が、日本全国に多く存在することがわかる。
この国の経済・社会の持続的な成長のためにも、可能性を持った企業・ブランド・才能に対して、間違ったイメージで「投資」の機会が奪われてはいけないはずだ。
例えば株式投資であれば、社会を成長させることができる企業に投資し、その企業の成長によって我々自身の生活で必要なモノ・サービスの質が向上する。
その結果として、未来がゆたかになり、この未来づくりに参加した結果として、自身も投資のリターンを得られる。
この「ゆたかな未来」と「投資リターン」を分かち合い、お金に想いを乗せることができるのが真の投資だろう。
このプロジェクトを通じて、皆さんも投資に興味を持ってみてはいかがかな?
『#投機よりも投資を プロジェクト』:https://www.sawakami.co.jp/lp/investment/