【インタビュー】STU48中村舞、「ロケ地は実際にプライベートでよく行っていた場所 懐かしいなと思いながら撮影をしていました」




アイドルグループSTU48のメンバーとして活動する中村舞が、映画『鬼ベラシ』に主演した。鬼伝説の町「鬼北町」を物語の舞台に、集められた人間と鬼の混血である22人の“鬼女”が、壮絶なサバイバルを繰り広げる妖怪エンターテイメント作品。中村舞に話を聞いた。

――今回の『鬼ベラシ』、ロケ地の鬼伝説の町・鬼北町は愛媛県にあり、ご出身地でもありますよね。

そうですね。ロケ地も実際にプライベートでよく行っていた場所だったので、懐かしいなと思いながら撮影をしていました。家族が道の駅が大好きで、いろいろな場所へドライブしていたので、それでよく出かけていた場所でした。うれしかったです。

――オールロケに近い撮影だったかと思いますが、全体的な感想はいかがでしたか。

外での撮影が多かったので、日の入り前から準備して、日が出てすぐ撮影を始めるスケジュールでした。しかも寒くて、かなりハードな環境でお芝居をしないといけなかったので、苦労しました。

――中村さんも“鬼女”なので、バトルしますよね。

戦いました(笑)。でも自分から戦いに行くのではなく、戦いたくないけれど、この状況では戦わないといけないから戦うみたいな感じです。自分の気持ちとはうらはらな感情みたいなものを持っていて、葛藤しながらみんなで頑張りたいという、そういう感情を持っていました。

――演じられた主人公は、人間と鬼の混血である“鬼女(きじょ)”のひとりでしたが、どのような人物像でしたか。

過去にいろいろな辛い背景を持っていて、自分の中に重い芯のようなものがあります。周囲と団結して頑張ろうとする、リーダータイプの子です。

――ご自分と比較して、性格的には近かったですか。

いえ、遠かったです(笑)。わたしはリーダータイプではないんです。かなり引っ張っていく感じの役ではありました。辛い過去とか抱えているけれど、それでも生き残っていこうと頑張れるタイプです。

――ところで、STU48は結成が8年になるそうですね。ここまでどのような期間でしたか。

あっという間でした。でもそのうちの4年間は、コロナウイルスの影響で思うように活動できない期間がありました。でもそんな期間でもアイドルとして活動できて、ファンのみなさんとの物理的な距離はあったけれど、心がつながって一緒に乗り越えられたような気がするので、その部分はよい想い出になりました。きずなが生まれたというか。

――今、個人的に掲げている目標はありますか。

わたしはライブをすることが好きなので、ソロ公演をすることが夢なんです。ひとりでもステージを作ってみたい気持ちが前からあるので、いつかソロ公演ができたらいいなと思っています。

――その時は、どのようなステージにしたいですか。

わたし自身歌に元気づけられたので、そういうステージにしたいです。STU48の曲も自分自身歌っていて共感しますし、歌詞にメッセージ性があるので、エールをテーマにした公演にしたいです。ほかのグループの曲も好きですが、STU48の曲がすごく好きです。ファンの方が会場に来て「明日も頑張ろう!」と思ってもらえるような公演にしたいです。

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ナビダ 錦小路
ディズニー、尾崎紀世彦、映画、海外旅行、大滝詠一、シベリア超特急、刑事コロンボ、三谷幸喜、007、ダウンタウン、筒美京平、タモリ、井上順、歌謡曲などが人並みに好きっ!