3月20日(月)、品川女子学院で女性向けのキャリアデザインワークショップが開催された。
世の中には多様な職業があり、仕事に誇りや使命感を持っている人たちがいることを生徒たちに知ってもらいたいという思いから生まれた本企画。
第一部で登壇したのは、ウーマンズリーダーシップ 代表取締役の川嶋治子氏。
現在、意思決定層に女性を増やすことを目標に、女性のリーダー育成に取り組んでいる。
川嶋氏は自身が早々に「数学はいらない」と切り捨ててしまった経験を通じ、参加生徒たちに「未来の選択肢を増やすことと、自分の可能性を制限しないことを大切にしてほしい」と伝えた。
また、世の中にはたくさんの職業があり、まずはどんな仕事があるのか知ることが大切と付け加えた。
その後、生徒に向けて「たとえばAmazonというひとつの会社には、どのような職業があるのかを考えてみてほしい」とクイズ形式で質問。
生徒からは「宅配・ドライバー」「CMを作る人・広告の人」「新しい事業形態とかを考える人・経営企画」などの声が上がり、ひとつの会社に数え切れないほどの職業があることを実感している様子だった。
また、「人の役に立てること・好きなこと・得意なことが全部当てはまる職業に就けると最高」と伝えた上で、生徒に「好きなこと」「嫌いなこと」を互いに共有してもらう時間を取り、第一部は終了。
第二部では、Amazonのオリジナルドラマ『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』の第一話を視聴した。
本作は、海外で亡くなった日本人の遺体を母国に送り届ける、国際霊柩送還士の女性を主人公としたノンフィクションドラマ。
第一話が終わる頃、会場からは鼻をすする音もちらほらと聞こえてき、イベントは終了した。