お墓事情を救うのはIT化!最新の「カード式自動搬送式納骨堂」はご存じ?




お墓問題、皆さんはどうしてる?

少子高齢化が進むという事は、今後は墓需要の増加が見込まれている。

しかし、核家族化などの影響でお墓を引き継ぐ人がいなくなってしまい、継承者不在のいわゆる“無縁墓”も同時に増加していくのだ。

また、用地取得が困難であることから、今後は個人で墓石を管理する一般墓地は増設されないとも言われている。

また、都心部に移り住んだことによりお墓とは縁遠くなってしまったなんて人も少なくないだろう。

そんな中、生活拠点の近場やアクセスが楽な場所に移したいといった要望が増えているのが現状

そこで注目されているのが、「納骨堂」だ。

これは、個人・夫婦といったさまざまな単位でご遺骨を収蔵することができる「納骨スペース」で、室内に設けられていることが多い。

ご遺骨を土に還さず、骨壺でそのまま収蔵し、ひとつの建物の中にたくさんの納骨スペースを備えている。いわば、昔ながらのお墓を「一戸建て」と例えると、納骨堂は「マンション」みたいなものである。

さらに、この「納骨堂」はどんどん進化しているから驚く。

それが、関西で増加している「カード式自動搬送式納骨堂」だ。

お参りする人が遺骨のところに赴くのではなく、遺骨が参拝スペースまで自動的に運ばれてくる、自動搬送システムを導入した納骨堂となっている。

来月4月にも、由緒ある寺院・真言宗国分寺派 大本山 国分寺も堂内墓地『国分寺御廟』がオープン。

「駅チカ」「便利」「参りやすい」と3拍子揃っている。

室内なので天候に左右されないのも嬉しいのでは?

もちろん、永代供養なのでお墓を継ぐ方がいないご家庭や、故郷を離れて暮らす方でも、国分寺が永代にわたって供養してくれる。

まさかお墓がここまで進化しているとは・・・時代と共に新しい形に姿を変えながらも、故人を偲んでいくという事は大切だ。

気になる方は、一度調べてみては?

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大崎薫
YESNEWSの美容・医療系ニュース担当。休日は1日動物園にいます、主にペンギンエリアで心を無にしている。