11月3日～7日は「いいさかなの日」。冬の免疫力向上や、冷え・乾燥対策に、簡単で美味しい『UMIUMAレシピ』紹介！

まだ暑いのか…とうんざりしていたら、急に朝晩冷え込むようになってきた。急激な気温の変化や、空気の乾燥などで体調を崩している人も多いのではないだろうか？これからますます寒くなるこの時期、衣替えだけではなく、体調管理が大事になってくる。

そこで、三陸・常磐の水産物の魅力と美味しさを生活者に広く伝えている「復興水産加工業販路回復促進センター」が、冬の免疫力向上や、冷え・乾燥対策のため、管理栄養士で料理家の長谷川あかりさんの協力のもと、11月3日㈰～11月7日㈭の「いいさかなの日」に合わせて、栄養が豊富で美味しい三陸・常磐の水産加工品を使用した、簡単に作れる3つの健康レシピを公開した。

■「水産加工品で健康的な食生活！」

管理栄養士・料理家の長谷川あかりさん

「体調を崩しやすい冬を健康に乗り切るには、免疫力を高める栄養素の摂取が重要。そんな時には、栄養価が高く調理が簡単で、毎日に取り入れやすい水産加工品を使った料理がおすすめ。

水産加工品は、保存性に長けており、ご家庭にストックがあれば都度お買い物に行かなくても、おいしい料理を簡単に作ることができ、下処理済みなので調理の手間も大幅に省ける大変便利な食材です。忙しい毎日でも無理なく健康管理をサポートしてくれる水産加工品には、私も日々助けられています。」

■「健康志向」が高い現代では、健康的な食事のために魚介類を取り入れたい人が約75%！

近年、消費者の食の志向において「健康志向」が最も多く、魚介類を購入する理由として「健康への配慮」が75%を占めている。実際に、オメガ3脂肪酸や魚肉たんぱく質を含む水産物の摂取が健康に良い効果をもたらすことは、様々な研究で明らかになっている。

寒流の豊富な栄養を含む親潮と暖流の黒潮が交差し、大量のプランクトンを発生させる潮目を形成する世界三大漁場を沖に持つ三陸・常磐には、多種多様な海産物が豊富だ。また職人の加工技術により、品質に優れ、栄養価が高い水産加工品が取り揃えられている。これらの水産加工品は家庭での調理が簡単なので、日常の食事に取り入れやすい。

■長谷川さんおすすめUMIUMAメニュー

今回、長谷川さんは、三陸・常磐の海の幸のうまみがぎゅっと凝縮されているUMIUMA商品を使って、おいしく健康的に取り入れられるレシピを考案。

福島県相馬市松川浦の「乾燥あおさ」を使った「あおさのシーフードカレー」、宮城県産の「銀鮭中骨の缶詰」を使って「鮭トマトグラタン」、そして岩手県三陸産の「さんまの水煮缶」は「さんまと春菊のライムサラダ」に。

「乾燥あおさ」は、豊富な食物繊維が腸内環境を整え、免疫機能をサポート。「銀鮭中骨の缶詰」は、カルシウムを効率的に摂取でき、骨の健康を強化してくれる。また、「さんまの水煮缶」はDHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸が豊富で、心血管の健康を支え、さらに冬の乾燥しやすい肌にも内側から潤いを与えてくれるのだとか。

■簡単！美味しい！UMIUMAレシピ①「鮭トマトグラタン」

長谷川さん考案のレシピに挑戦！子どもが喜びそうな「鮭トマトグラタン」を作ってみた。

メインの材料はなんとこれだけ。鮭缶1缶、トマト中1個(150ｇ)、玉ねぎ1/2個、ピザ用チーズ適量。

その他、バター8ｇ、小麦粉大さじ1、塩適量、みりん小さじ1と1/2、あらびき黒胡椒適量、タバスコは好みで。

フライパンにバターを中火で熱し、玉ねぎと塩ひとつまみを加えてしんなりするまで炒める。

そこに、ざく切りにしたトマトと塩ひとつまみを加え、トマトから水分が出てくるまで炒める。ここに小麦粉をふり入れ、粉っぽさがなくなるまで炒め合わせる。

鮭缶の水分だけを少しずつ加え、トマトをつぶしながら炒め全体を馴染ませる。鮭のエキスを入れたことで、一気にシーフードの香りに。早くも美味しそう！ここに、鮭を骨ごと加え、さらに木べらでつぶしながら炒めたら、塩小さじ1/4とみりんを加えて混ぜ合わせる。

とろみがついたら耐熱容器に移し、ピザ用チーズをかけて焼き色がつくまでトースターで焼く。あとは待つだけ！

具には火が通っているので、美味しそうな焼き色がついたら完成！

本当にあっという間にできてしまった。マカロニグラタンを作るよりも早くて簡単なので、料理が苦手な人、忙しくて時間がない人にもおすすめだ。

お好みで黒胡椒やタバスコをかけていただく。まずは何もかけずに食べてみると、口に入れた瞬間、素材の旨みが溢れてくる！鮭の香りと旨味、トマトの優しい酸味、玉ねぎの甘味が絶妙にマッチした複雑な味わいで美味しい！さらに、玉ねぎの歯触りと、鮭の中骨のコリコリした食感が楽しい！筆者の6歳の娘も「美味しい！」と大絶賛。ご飯にも合うので、食が進む！

黒胡椒をかけていただくと、味がしまって、一気に大人の味に変化する。白ワインに合いそうだ。そこにタバスコをかけてみると、アクセントになって、これがまた美味しい！次回はドリアにするのもいいし、キノコやネギを入れても美味しそうだ。長谷川さんによると、ヘルシーでダイエット中の方もおすすめだそうだ。

■簡単！美味しい！UMIUMAレシピ②「あおさのシーフードカレー」

●材料(2人分)/調理時間：10分(目安)
あおさ10g、冷凍シーフードミックス1袋(150ｇ)、長ネギ(白い部分)2本分、バター10ｇ、料理酒大さじ2、塩適量
A水300ｍｌ、Aおろしにんにく1片分、Aカレー粉小さじ2、A塩小さじ2/3、Aみりん小さじ2、Aレモン汁または酢小さじ1、Aしょうゆ小さじ1/2、
紫玉ねぎスライス・カットレモン適量、ごはん2人分

●作り方
1.長ネギは粗みじん切りにする。
2.深めのフライパンにバターを中火で熱し、1と塩ひとつまみを加えてしんなりするまで炒める。
3.シーフードミックスを凍ったまま加え、料理酒を加えて水気を飛ばしながら炒める。
4.あおさとＡを加え、煮立ったら味を見て、やや濃いと感じる程度に塩で味を調える。
5.器にごはんを盛り付け、4をかける。紫玉ねぎとカットレモンを添えて完成。

■簡単！美味しい！UMIUMAレシピ③「さんまと春菊のライムサラダ」

●材料(2人分)/調理時間：5分(目安)
さんま水煮缶1個、春菊100ｇ、オリーブオイル小さじ2、ライム小さじ2、塩小さじ1/3

●作り方
1.春菊は食べやすい長さのざく切りにしボウルに入れる。
2.1に汁気をきったさんまの水煮と、水煮の汁小さじ2を加える。
3.オリーブオイル、ライム果汁、塩も加え、よく混ぜ合わせる。味をみて塩で調える。

＜長谷川あかりさんプロフィール＞

料理家、管理栄養士。10歳から子役・タレントとして活動、『天才てれびくんMAX』(NHK教育テレビ、現Eテレ)をはじめ、さまざまな番組に出演する。大学で栄養学を学んだ後、SNSで始めたレシピ投稿が大反響を呼び、現在は雑誌、Web、テレビなどで幅広くレシピ開発を行っている。2024年夏に自身初となるパーソナルムック『長谷川あかり DAILY RECIPE Vol.1』(扶桑社)を発売。近著に『いたわりごはん2今夜も食べたいおつかれさまレシピ帖』(KADOKAWA)、11月20日には最新刊『米とおかず』(光文社)が発売される。

今回のレシピは、美味しい上に栄養満点！しかも工程が少なくて、驚くほど簡単に作ることができた。忙しい毎日でも、水産加工品を使えば、栄養豊富な料理を手軽に作ることができ、食卓を豊かにしてくれること間違いなしだ。