山田真歩、「ひとりで観ると怖いけれど、みんなで観ると楽しい!」FODオリジナルドラマ『憑きそい』全話先行試写会




8月3日(木)、インスタ最恐とSNSで話題になった“トラウマ系心霊マンガ”原作、FODオリジナルドラマ『憑きそい』の全話先行試写会が開催され、主演の山田真歩をはじめ、キャスト・監督、そしてスペシャルゲストとして島田秀平、大島てるが出席した。

本作は、イラストレーター兼占い師でもある原作者・山森めぐみが、実体験をもとにInstagram にホラー漫画を投稿するやいなや、 “インスタ最恐”と話題になり書籍化。その原作に着想を得て映像化された、全9話で展開されるホラードラマだ。

霊感が強い主人公・山川めぐみの周りの人々に起こる心霊体験験を元に物語は進み、普段見落としがちな日常の一コマにフォーカス。身近な恐怖とリアリティ、そして日常の怖さを体感できるようなドラマになっている。

試写会当日は、第一話「黒い服の男」をはじめ、全9話(各話10数分程度)がお披露目されたが、第一話「黒い服の男」上映後、曽根隼人監督、山口龍大朗(監督・プロデューサー)に加え、キャストの山田真歩、円井わん、櫛田遥流の3名が登場した。

主人公の山川めぐみ役を演じた山田は、「暑いなか来ていただいてありがとうございます。背筋が凍るようなものを観ていただけると思うので、帰る頃にはちょうどいい体温になっていると思います(笑)」とあいさつ。

二十歳のめぐみを演じた円井は、「撮影中は怖くないと思っていましたが、配信で観てみたら怖すぎて(笑)。今もゾワッとしています!」とコメント。

少女時代のめぐみを演じた櫛田は、「こういう場は初めてなのでとても緊張していますが、頑張ります!」とあいさつした。

1話を含めて5話を演出した曽根監督は、現場の雰囲気について「楽しかったですが、(完成したものを観て)『こんなものを作っていたのか!』と思いました。作った奴は性格悪いなと自分で思いました(笑)」と説明。

6話と7話を監督した山口は、撮影現場で終始ニコニコしていたそうで、「役者さんが想像以上のお芝居をしてくれると喜んでいたのですが、傍から見ると怖いですよね(笑)」と、その理由を説明した。

同イベント終盤には、当日のスペシャルゲストであり、アンバサダーを務める島田秀平、大島てるが登場。占いだけでなく心霊現象も語り、年間1000回ほど怪談を聞くことがある島田は、「ホラー好き、怪談好きこそ楽しめる作品。『こんな細かいところまで!』とかなり興奮してしまいました。最高でした!」と絶賛。霊感が強そうな手相の解説も行なった。

そして、本作には事故物件の回もあり、実際にそういうことが起こるのかについて聞かれた大島は、「人生はいつもバラ色とはいなかくて、嫌なことも起きてしまう。その時に事故物件に住んでいるからだと、人は思ってしまうんです。心の弱さに付け入られてしまう。それが実体かなとわたしは思います」と持論を展開した。

最後に主演の山田は、「ホラーはひとりきりで観ると怖いですが、何人かで観ると一番面白いジャンルだと思いました。配信でもテレビでもみんなに声をかけて一緒に観ることで、いろいろと話しながら観ても面白いと思うので、楽しんで怖がって、観ていたけれだと思います!」と観客へメッセージを送った。

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