「過酷すぎた・・・」 村上虹郎と柄本明からオダギリジョー監督にクレーム?! 

「過酷すぎた・・・」 村上虹郎と柄本明からオダギリジョー監督にクレーム?! 




本日、俳優・オダギリジョーが初長編映画監督を務めた『ある船頭の話』(9月13日公開)の、完成披露舞台あいさつが都内で開催された。オダギリジョー監督、主演の柄本明のほか、川島鈴遥、村上虹郎が舞台挨拶に登壇した。

「今日は舞台挨拶に初めて監督として出るので、かなり緊張しています。色々不安はありますが、今更やり直しも出来ないので観ていただけるのが楽しみです。」とオダギリが集まった観客に挨拶。

主演の柄本は、真夏に始まった40日間の撮影がとにかく大変だったと振り返ると、長くシーンを共にした村上も「(柄本とは)控室とかではよく話しましたけど、現場では過酷すぎてあんまり話さなかったですね。」と同意見の様子で、「だってホントに暑かったんだもん!隠れるところ無いしさ!(笑)」と、その過酷さを柄本が冗談交じりの恨み節で語った。


本作は今月28日に開幕する、第76回ヴェネチア国際映画祭ヴェニス・デイズ部門(コンペティション)に正式出品が決定。これに対しオダギリは、「身が引き締まりますね。イタリアの監督協会が選んでくれ部門なんですが、日本だとどうしても”俳優・オダギリジョー”というフィルターを通すじゃないですか。それがない状態で評価して頂けたのが嬉しいです。」と笑顔を見せた。

さらにオダギリは、「なかなか挑戦的なことをやっている映画です。今の日本映画を観慣れている人にとっては見ずらいかもしれません。だけど、あえてそこに挑戦したいと思って、そしてこの挑戦を面白がってくれて、賛同してくれる人達と作りました。」と自信を覗かせ、最後に「この映画は音にもかなりこだわってます。映画館でしか味わえない、DVDやタブレットだと物足りなく感じると思うので、ぜひ劇場で観てください!」と訴えた。

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コヤマ ムサシ
漫画と映画が好き。休日はもくもくとDead by Daylightでサバイバーとして生きてます。