2021年公開を予定している映画『シン・ウルトラマン』は、企画・脚本庵野秀明を迎え、監督には「新世紀エヴァンゲリオン」をはじめ、数々の傑作を庵野と共に世に送り出してきた盟友樋口真嗣が再びタッグを組む。
「シン・ゴジラ」で第40回日本アカデミー賞 最優秀作品賞・最優秀監督賞など主要7部門で最優秀を受賞した最強コンビが、新たな旋風を巻き起こすことに違いない。
現代社会を舞台に“未だ誰も見たことのないウルトラマン”が存在する世界の体験を目指し、様々な言葉の意味を持ちうる「シン」の言葉を冠にした新たなプロジェクトとなっている。
そんな本作の主人公である”ウルトラマンになる男”には、様々なジャンルの作品に出演を続け、正統派から怪役まで様々なキャラクターを演じ分ける斎藤工。そして主人公の相棒役には女優・長澤まさみ。さらには西島秀俊と豪華なキャストの顔ぶれが並ぶ。出演に際して喜びのコメントが寄せられている。
・斎藤工 コメント
『「シン・ウルトラマン」に寄せて私に大役の白羽の矢が立った事以上に、この壮大なプロジェクト及び手にした脚本に至極興奮致しました。
かつて、何者でも無かった私は一度だけ、生前の実相寺昭雄監督にお会いする機会があり、前のめりに当時の円谷プロや「ウルトラマン」の様々な話を伺えた事は、全て”ココ”に繋がっていたのではないかと今振り返ると思います。
「ウルトラマン」への特別な想いを持たれていらっしゃる庵野さん、樋口監督と共に、若輩者ながら私の37年間を本作に注ぎたいと思います。「シン・ウルトラマン」が今の日本に、未来の日本に、必要な作品になるよう、頼もしきスタッフ、共演者の方々と高みを目指します。』
・長澤まさみ コメント
『誰もが憧れる庵野さんの作品に出演出来る事をとても光栄に思います。「シン・ゴジラ」も劇場へ観に行ったのですが、お客さんの満足感や充実感をその場で強く感じました。
今回の作品では思いがけない展開もありますが、今を生きぬく事はいつもどんな時も精一杯です。作品を通して少しでも多くの人の心に届くものになればいいなと思います』
・西島秀俊 コメント
『世界的人気で誰もが知る「ウルトラマン」を、あの『シン・ゴジラ』チームが再集結して映画化するとお話を伺った時の驚きと興奮がいまだに冷めません。そして、そのチームに参加できることを非常に光栄に感じています。
脚本を読ませていただきましたが、ファンの方もそうでない方もきっと楽しめる一級のエンターテイメント作品になると確信しています。初めてご一緒する樋口監督のもと、“誰も見たことのないウルトラマン”の世界に命を吹き込む一員として、精一杯演じさせていただきます』
日本のヒーローの象徴ともいえる”ウルトラマン”の新時代の幕開けに、続報が待ち遠しい限りだ。