2025年10月1日から、ふるさと納税におけるポイント還元制度が改正され、ポータルサイトを通じたポイント付与が全面的に禁止される。これにより、各社が実施していた「寄附でもらえるポイントキャンペーン」は9月30日をもって終了。還元を受けられるのは今月いっぱい、残り数日間のみとなる。
現時点で、多くの利用者が“最後のチャンス”を狙って動いていることは間違いなしだ。まだ寄附をしていない人、あるいは「もう少し枠を使っておきたい」と考えている人にとって、今このタイミングこそがベストだ。おトクにポイントが還元されるのは、今回が本当に“最後”である。
中でも注目を集めているのが「ファミマふるさと納税」。ファミリーマートが展開するこのサービスでは、寄附金額の10%分のファミマポイントがもれなくもらえるキャンペーンを実施中。ファミペイ翌月払いを利用すればさらに5%が上乗せされる。また、お礼品は寄附後すぐにファミペイに電子クーポンとして届き、全国のファミマ店舗でそのまま受け取れるという利便性も特徴だ。長期間配送を待たされることなく、“今すぐ”お礼品が手に入る。まさに、駆け込みの寄附先としては理想的な選択肢と言える。
一方で、「Yahoo!ふるさと納税」では寄附者を対象にしたジャンボ抽選会を開催中。最大80%のPayPayポイントが当たる仕組みで、抽選とはいえ1等に当選すれば寄附額の8割が戻ってくる計算だ。また、イオン系の「まいふる」では、対象カードを使った寄附でWAON POINTが最大51%還元される大型キャンペーンを実施しており、還元率を重視する人にはこちらも見逃せない。
制度改正後は、どのサイトを利用してもポイントが付かなくなる。そのため、ふるさと納税ポータルサイトの“選ばれる理由”は、ポイントではなく、使いやすさやお礼品の配送スピード、受け取り方法の手軽さへと移っていく。しかし、今だけは違う。「寄附してポイントまでもらえる」このお得な仕組みは、9月末で終わるのだ。
寄附枠を使い切るなら、還元率の高い今こそ最適なタイミング。すでに寄附を済ませた人でも、枠が残っているなら追加の寄附を検討すべきだろう。残り数日間のチャンスを逃さないでほしい。