【インタビュー】大野真依、「自分の引き出しを増やしておきたい」 映画『ゴーストスポッターズ 夢湯』で清原梨央とW主演




ガールズバンド「きみとバンド」のメンバー清原梨央と大野真依がW主演した映画『ゴーストスポッターズ 夢湯』が、9月15日(日)にヒューマントラストシネマ渋谷にてイベント上映として公開に。“日本一美しいドラマー”として話題になった大野真依に話を聞いた。

―ジャンルとしてはホラー作品になりますが、最初の印象はいかがでしたか。

メインは4人のYouTuberでみんなで廃墟に行くストーリーなのですが、女性役がふたりいて、最初どの役とも知らずに台本を読んでいたんです。どっちになるのかなと思っていたのですが、演じた良子は今まで演じたことがないタイプだったので、どう演じようかなと思いました。

―佐藤良子というキャラクターは、どのように演じたのですか。

今まで常に微笑んでいる穏やかな姉役が多かったのですが、今回の良子は無表情で感情の起伏がない子でした。しかも霊が見えるということで、今までとは全然違うやり方で演じないとと思いました。

自分に近いと思いつつ、そんなにいつも無表情でもないんですよね(笑)。一辺倒な演技にならないようにしなければいけなかったのですが、ヘンに自我を出すのもおかしいなと思いましたし、クールで感情を表情に出さないということが初めてだったので、そこは気をつけました。

―廃墟ホテルの迫力にも驚かされました。

最後に出て来る天竜の間というところが一番怖かったです。四畳の和室があるのですが、何とも言えない感じで。そういう雰囲気がそのまま映像に乗っていると思いますので、注目してほしいと思います。

―ご自身は“日本一美しいドラマー”として話題になりましたが、どの仕事をしている時が一番楽しいですか?

グラビアもやっているのでいい写真が撮れた時はうれしいのですが、ライブでファンの方たちが目の前にいるということに勝るものはないですね。バラードだと見られている感じがして緊張しちゃうのですが、ライブでは一緒に声を出して歌うことがあるので、そういう時が一番楽しいです。盛り上がる曲、熱い曲、ファンの人たちも楽しんでいる様子を見て、わたしも一緒に楽しめる瞬間が好きです。

―「きみとバンド」としての目標は?

5大Zepp tourです。インディーズのガールズバンドではやったことある前例ないんです。あとは日本武道館です。みなさんメジャーでやられているので、これもインディーズのガールズバンドでは誰もやっていない。わたしたちはインディーズにこだわり、史上初を達成したいです。

今年の8月できみとバンドは4周年でした。これまでライブにお客さんが来てくれたと感じたのがSNSの発信だったんです。TikTok(ティックトック)やインスタグラムでファンの方たちがついて、ライブに来てくれたという実績が大きいので、今はそれを頑張っている最中です。今年は8月からのツアーがあるので、それに向けて頑張っています。

―個人としての将来図はありますか。

人生設計をしないタイプだから、その時その時でベストを尽くしたらいい未来につながると思っています。最近になって仕事がすごく好きになったので、ずっと芸能が続けられる人になりたいでし、その時に何を求められるか分からないから、今はグラビアだとしても数年後は分からないので、いろいろな経験をして、自分の引き出しを増やしておきたいです。

―最後にメッセージをお願いいたします。

ホラー要素のある作品で、わたしたちはYouTuberの役なので、カメラも手持ちなんです。臨場感がある作品になっていると思うので、ホラーが苦手な方でも気楽に楽しんで観てほしいと思います。

『ゴーストスポッターズ〜夢湯〜』
70min/日本/2024
キャスト:清原梨央、⼤野真依(きみとバンド)、忽那智俊、齋藤定彦

監督:大森研一
配給・宣伝:キグー
制作:ウサギマル ビデオプロ
(C) 2024「ゴーストスポッターズ」製作委員会

9/15(日)『ゴーストスポッターズ 夢湯』舞台挨拶付き上映
https://ttcg.jp/human_shibuya/topics/2024/09101300_28674.html

author avatar
ナビダ 錦小路
ディズニー、尾崎紀世彦、映画、海外旅行、大滝詠一、シベリア超特急、刑事コロンボ、三谷幸喜、007、ダウンタウン、筒美京平、タモリ、井上順、歌謡曲などが人並みに好きっ!