【インタビュー】長谷川慎(THE RAMPAGE)&古屋呂敏、「この恋がどう決着がつくのか、楽しみにしてほしいです!」 ドラマ「恋をするなら二度目が上等」




長谷川慎(THE RAMPAGE)と古屋呂敏が地上波ドラマ初主演&初共演のMBSドラマイズム「恋をするなら二度目が上等」が現在放送中(MBS/毎週火曜深夜0:59~、TBS/毎週火曜深夜1:28~、Blu-ray&DVD BOX 9月4日(水)発売決定)だ。初恋相手に十数年ぶりに再会した、素直になれないアラサー男子の現実味あふれるオトナの恋模様を描く本作。そのオトナの恋をリアルに表現したふたりに話を聞いた。

―本作はオーバー30男子の恋愛を描いていますが、脚本の最初の感想はいかがでしたか?

長谷川:僕は今25歳で、演じる宮田晃啓は30歳なのですが、ずっとアーティストをやってきて会社に勤めたこともなかったので、脚本を読んで会社で働いている方の大変さを知りました。仕事に集中したくても、環境によって崩れてしまうことがあるなと感じましたし、30代には20代の時と違う大変さもあり、ドロドロとしたところもある。難しい世界だなと思いました。

古屋:僕は年相応と言いますか、岩田とは1歳しか変わらないので、分かるなというシーンがたくさんありました。20代前半は相手のことが好きという感情だけで突っ走ることができますが、30代は責任があったり、環境や焦りもある。感情ではなく、考えてしまうことで生まれるひずみもこの作品に盛り込まれているので、お芝居しながら考えることはありました。

―キャラクターを演じていて意識していたとことは何でしょうか?

長谷川:宮田と崇は僕たちだけじゃなくて、監督とも密に作り上げていたのですが、演じていて気を付けていたことは、ただ、絵として宮田がかわいいことを言っているのではなくて、過去の恋愛を踏まえた上で、それを気にした上で滲み出て来るかわいさ、かっこよさを表現しましょうということでした。だからこそ照れるのもただ照れるのではなく、好きだからこそ、それを隠して照れている。ひとつの感情だけで表せない感じを、監督もこだわっていました。なので、言葉だけでは言い表せない感情を出すことを意識していました。

古屋:岩田のようにひょうひょうといることは、僕には難しかったですね(笑)。父親がハワイ出身でアメリカ人なので、愛情表現が大きなタイプで、僕自身も受け継いでいるんです。ガッと感情が乗っちゃう瞬間がどうしてもあるので、なるべく抑えて抑えて、ひょうひょうと自分の感情というものを伝えるようにしていました。あとはあまり長谷川慎を好きにならないようにというか(笑)、まこっちゃんは人として本当に魅力的だったので、僕の個人的な想いが溶け込んでしまわないように、ちゃんと下がるところは下がるように気をつけていました。

―長谷川さんは、古屋さんとの共演の感想はいかがでしたか?

長谷川:呂敏さんはめちゃくちゃ優しくて、とても丁寧なんです。魅力がたくさんつまっていらっしゃる方です。誰に対しても低姿勢で、とても丁寧で、僕のほうが年下なのですが、気遣いもしてくださいました。自分のことだけでなく、まわりのスタッフさんに対しても撮影が大変な時は、思いやりをもって接していらっしゃるんですよね。それが崇という役にも出ていて、呂敏さんの良さを演じながらも感じていました。人柄の良さがリンクしていることが、とても素敵だなと思いました。

古屋:まこっちゃんに対してキュンとしたことがあって(笑)。とあるシーンで、ウソなく真摯に真っ直ぐ作りたいと集中を高めてのめり込んでいたんです。キスをするカメラテストの時、普通は触れないのですが、お互いが集中し過ぎて思わず触れてしまって、「えっ!」と思ったのですが、まこっちゃんが「はっ! 呂敏さんごめん、チューしちゃった!」と言ったんですよ(笑)。その時かわいいなと思わされてしまって、かわいらしさと真面目だけれどふわっとしている感じが印象的でした(笑)。

―ちなみにふたりに恋愛のアドバイスをするとしたら…???

長谷川:宮田はガードが固くて。それゆえに誤解されやすいんですよね。崇のアプローチをもらっているけれど、ガードが固すぎて「嫌いなの?」と思わせちゃうくらいそっけない感じがあるんですよ。恋愛における自分の愛情表現が下手なので、もっと甘えられるところは甘えていけばいいのかなと思います。

古屋:崇に対しては、恋愛が上手だなと思うんです。僕自身も彼を演じながら、こんなことをされたら自分も沼っちゃうだろうなと思うんです。そういう魅力が崇にはいつもあるので、僕が彼にアドバイス出来ることはない(笑)。崇のほうが上級者のような気がしています。

―最後になりますが、みなさんにメッセージをお願いします。

長谷川:一言では言い切れない魅力がつまった作品で、僕が演じる宮田と崇の日常的な会話からも魅力を感じていただけると思います。起きるハプニング、心の距離感、縮まったり離れたりするハラハラ感などを楽しんでほしいです。この恋がどう決着がつくのか、楽しみにしてほしいです!

古屋:「恋をするなら二度目が上等」というタイトルどおり、人が人を想う気持ちを大切に描いています。その温かさ、つながり、自分の経験から生まれるこじれみたいなものなど、観ている方はどこかで投影出来ると思います。そういうところも楽しみながら、ふたりの恋物語を楽しんでいただけたらと思っております。

MBS
毎週火曜 深夜0:59~
TBS
毎週火曜 深夜1:28~

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©「恋をするなら二度目が上等」製作委員会・MBS