今や190ヵ国以上に数々の話題作を配信しているNetflixが、都内・秋葉原のUDXシアターにて『Netflixアニメラインナップ発表会2019-2020』を開催。
今後配信を予定しているオリジナルアニメを発表したほか、声優の神谷浩史と島﨑信長を招いてのトークイベントも実施され、アフレコ現場の舞台裏などが語られた。
まず、年内に『斉木楠雄のΨ難 Ψ始動編』が12月30日(月)より、中田春彌の原作漫画『Levius』は11月28日(木)に配信が開始。
続いて、2020年にはシリーズ史上初のフル3DCGアニメーション『攻殻機動隊 SAC_2045』、世界のクリエイターと共に入江 泰浩監督が手掛けたSFファンタジー『エデン』、小松左京のベストセラー小説が初のアニメ化となる『日本沈没2020』の各タイトルとキービジュアルが発表された。
トークイベントでは、『斉木楠雄のΨ難 Ψ始動編』で主人公・斉木楠雄の声優を務める神谷浩史と、『斉木楠雄のΨ難 Ψ始動編』では海藤瞬の声優を、『Levius』では主人公・レビウス=クロムウェルを担当する島﨑信長が登場。
『斉木楠雄のΨ難』シリーズのアフレコ撮影は毎回苦労するという神谷は、「本当に毎回大変・・・。(現場では)他の皆さんは楽しそうにしているのですが、僕は毎回修行のような気持ちで臨んでいる」と冗談交じりのコメント。さらに、「良ければ字幕バージョンでも観てみてほしい。僕がどれくらいセリフを言わされているかよくわかると思います」と話すと、海藤役で一緒であった島﨑から、「神谷さん演じる斉木は感情の起伏がずっと平坦なので、本当に大変だろうなと思って見てました。僕らはその横でふざけているだけなので、楽!(笑)」と会場の笑いを誘う。
そして、一方『Levius』では主人公・レビウスを担当する島﨑が本作について、「この作品はシンプルにかっこいいし、原作を見たときに絵と話に魅了された。レビウスは天涯孤独に近いのに、悲壮感が少ないキャラクター。そこも注目してほしいです」と作品の魅力を語った。
Netflixオリジナルの映画、ドラマが軒並み注目を集める中で、アニメ部門に更なる注力が注がれる。”アニメは世界の標準へ”を掲げるNetflixがアニメーション業界に与える影響は計り知れない。
きっと想像を超えたワクワクと、映像体験で私たちを素晴らしきアニメの世界へと導いてくれるだろう。
【作品情報】
■Netflixオリジナルアニメシリーズ『斉木楠雄のΨ難 Ψ始動編』
2019年12月30日(月)より、Netflixにて全6話全世界独占配信
ⓒ麻生周一/集英社・PK学園R
■Netflixオリジナルアニメシリーズ『Levius』
2019年11月28日(木)より、Netflixにて全12話全世界独占配信
ⓒ中田春彌/集英社 ポリゴン・ピクチュアズ