NEWSの加藤シゲアキが文芸誌「小説トリッパー」に連載したエッセイ「できることならスティードで」の単行本化が決定し、3月6日に発売予定。連載にプラスして書き下ろしエッセイ1編と掌編小説3編が加わり、加藤撮影の写真も収載。
アイドルグループNEWSの一員として活躍しながら、作家としても意欲的に創作活動に取り組み続けてきた加藤シゲアキ。加藤が、季刊文芸誌「小説トリッパー」に単発エッセイ「キューバの黎明」を寄稿したのは2016年3月のこと。9カ月後の16年12月から同誌で、“旅”をテーマにしたエッセイ「できることならスティードで」の連載がスタートした。今回、この単発エッセイと連載の計14編、さらに単行本のために書き下ろした原稿が収めらるとのこと。
加藤の、作家としての活動の集大成とも言える今回の初エッセイ集に注目だ。
【加藤シゲアキ コメント】
この度小説トリッパーで四年前から連載させていただいた「できることならスティードで」を、エッセイ集という形で出させていただくことになりました。
これまで小説はいくつか出させていただきましたが、エッセイを上梓するのは初めてでいつになくドキドキしております。
本作に含まれる各エッセイには、旅というテーマを設けています。
それぞれに様々な旅がありますが、全ての旅を一言で言えばそれは「思索の旅」です。
四年間で思ったあらゆることを、そのときどきで自由に、かつ赤裸々にまとめてまいりました。
ですので自分の内をさらけ出すような気恥ずかしさはありますが、読んで頂いた方にはきっと、遠くへ飛んでいくような浮遊感、あるいはステップで楽しむ地面の感触、空気の匂いや風の音、そういったものを味わっていただけるのではないかと思います。
ふと思い立って旅に出掛ける気分で、気軽に読んでいただければと思います。
『できることならスティードで』
著者:加藤シゲアキ
出版社:朝日新聞出版
ISBN:978-4-02-251669-5
予価:1400円+税(今後変更される可能性もあり)
ページ数:240P(予定)
発売日:2020年3月6日(予定)
カバー装幀:緒方修一
カバー写真:著者
https://www.amazon.co.jp/dp/4022516690