どうも、YES!!!!編集部のコヤマです。
筆者も30代に突入し、年齢だけでいうと世間一般的には立派な大人である。もちろんまだまだ未熟な身ではあるが、大人な男を目指したい・・・
大人な男の定義はさまざまあれど、数ある中で”美味しいお店を知っているグルメな男”も1つのアドバンテージではないだろうか。
女性とデートする(機会はないのだが)際に、スムーズなお店選びが出来るという点でも、知ってて損はないはずだ。
一流シェフ × 一流シェフが共同でコース料理を開発!
昨年11月にオープンした、キッコーマンがプロデュースする『KIKKOMAN LIVE KITCHEN TOKYO』というお店が東京・銀座にある。この店では、毎月異なるジャンルのシェフ2~3人がタッグを組み、共同でコース料理を開発しているという。
9月のコース料理には山梨県の食材が使用され、東京・新橋の老舗『金田中』四代目当主 岡副真吾氏と「うかい」グループ統括料理長 菊地剛氏がコンビを組み、両店の技が融合したスペシャルなコースだ。
今回、試食会に招待されたので「「おいしいものがタダで食べられる・・・」」なんてやましい気持ちは微塵もなく、あくまで大人の男への、険しい修行の一環として参加してきた。
“料理ライブ” ・・・これぞ料理によるエンターテインメント!
店内は木のぬくもり感じる上品な造りに、手入れの行き届いた清潔感たっぷりの空間だ。良いぞこれは、、、入った瞬間からレベルの高さが伝わってくる。
広々とした店内の真ん中には客席全員が見ることのできる大きなオープンキッチンがあり、そこでは実際にシェフの手さばきを見たり、食材や料理についての説明を聞きながら楽しく味わうことが出来るそうだ。
店名の通り、まさに”料理ライブ”と呼ぶに相応しい、エンターテインメント要素の詰まったレストランとなっている。
しみじみ感じた職人の知恵と技、和食万歳!
今回はコースの一部で、8品ある中の「先付」と「肉料理」の2品を頂いた。
まずは先付となる、9月の残暑の中でもさらりと食べられる清涼感ある酢の物。山梨県の食材であるブドウを主に、煮鮑(アワビ)やアロエなど多彩な食材が使用されており、それらをレモン酢がまろやかに整えてくれている。まさにこの季節にぴったりだ。
続いて肉料理は、同じく山梨県の食材・甲州富士桜ポークがメインで、さらに豪華にもフォアグラも添えられた一品だ。ソースにはマスカット・ベリーと赤ワインで作られた特製ソース。豚肉の甘みとブドウの甘みが見事にマッチしていて、ただただ至福の時間を過ごすことが出来た。
どちらの品も職人としての知恵と技が凝縮。かつ喧嘩しあうことなく見事な融合を見せていた。一つの道を究めた人が作る料理には、気品と間違いない美味しさが詰め込まれている。
大人の男とはどうやら目指すものではなく、何かを成し遂げていく中で、いつの間にか成っていくのかもしれない。二人の姿に、大人な男とは何たるかを少し教わった気がした。
毎月コース内容が変わるので、この機会に足を運んでみてはいかがだろうか。人気店なだけに、ご予約はお早めに。
料金やお店の詳細については、公式サイトまで。
https://www.kikkoman-livekitchen-tokyo.com/