楽器メーカーのFender Musicは、イベント「FENDER EXPERIENCE2025」の開催を記念して9日(木)、原宿の「Fender Flagship Tokyo」にて「Fender×ゴジラコレクション」のお披露目イベントを開催。
会場にはお笑い芸人のヒコロヒー、ギタリストのマーティ・フリードマン氏が登場し、トークセッションやギターパフォーマンスで大いに盛り上げた。
今回初公開となった「Fender×ゴジラコレクション」は、Fender Custom Shop限定の特別モデルをはじめ、日本製のストラトキャスター2本を発売。

ゴジラの鳴き声を再現できるスイッチや、演奏に合わせてギターが光る特別仕様など、ユニークな仕組みが盛り込まれている。
また、コラボ仕様のギターピックセットやディストーションペダル、Tシャツやキャップなどのアパレルも展開。
さらに、会場併設のフェンダーカフェでは、ゴジラをイメージした特別ドリンク「Godzilla Charcoal Latte」も味わえるとのこと。
「FENDER EXPERIENCE2025」は、10月11日から13日まで開催される体験型の無料イベントで、25組の豪華アーティストによるライブパフォーマンスやトークセッションに加え、200本を超えるギター展示や、4名の職人が来日しワークショップやデモンストレーションなどを行う。Fenderファンはもちろん、ギターをこれから始めてみたいという方も楽しめる内容だ。

お披露目イベントでは、ゴジラTシャツを着用したヒコロヒーとマーティ氏がステージに登場した。
ヒコロヒーは、「ゴジラのTシャツ。めっちゃ可愛いです。よく見たらゴジラだ、Fenderだってわかるのが粋でおしゃれだなと」とコメント。

マーティ氏も、「パッと見たらかっこいい模様なんですけど、近く見たらゴジラ。ゴジラすぎないので、ファンじゃなくても着れそうですね」と語る。
ギターパフォーマンスには、今回のギター制作を担当した職人アンディー・ヒックス氏も登場。3人で「ゴジラのテーマ」を生披露した。

12歳頃からギターを始め、台湾のロックバンドなど幅広く音楽を楽しんでいるというヒコロヒー。
普段はアコースティックギターを愛用しているとのことで、Fenderのエレキギターを手にすると「持つのもかっこいいし、弾き心地も滑らかで気持ちいいですよ」と話した。
また、コラボギターはノブを押すと内蔵ディストーション回路が作動し、歪みの度合いによって光の強さが変化するというこだわりの仕様。
マーティ氏は、「とてもかっこいい。光る部分が大きすぎないところが、すごく気に入るポイントですね。あまりに派手すぎるとちょっとダサくなるじゃないですか。おしゃれな光だから、センスが良かったと思います」と絶賛した。

そしてイベントの終盤には、なんと本物のゴジラが登場。
ゴジラの大ファンだというマーティ氏は、「僕はずっと西新宿に住んでいて、歌舞伎町のゴジラはこれより大きいと思うんですけど、目の前にするととにかくかっこいい」と興奮気味に語った。
ともに70周年を迎え、多くのファンに愛されるゴジラとFender。
既存のファンはもちろん、この機会に興味を持った方もぜひ手に取ってみてはいかがだろうか。