独立行政法人勤労者退職金共済機構は、10月1日(火)より、中小企業のための国の退職金制度「中小企業退職金共済制度」のプロモーション活動の一環として、オリジナル漫画「教えて! 退田さん」を活用した、TVCM・広告・ポスター等を展開している。
「中小企業退職金共済制度」は、昭和34年に中小企業退職金共済法に基づき設けられた中小企業のための国の退職金制度だ。中小企業が単独では退職金制度を設けることが難しい状況を考慮してつくられたもので、中小企業の従業員の福祉の増進と雇用の安定、ひいては中小企業の振興と発展に寄与することを目的としている。2024年5月現在、約37万9千の企業、約362万人の従業員が加入し、5兆5350億円が運用されている。
今回、10月の中退共制度の加入促進強化月間にあわせて、より多くの人に認知を広げるためのプロモーション活動を実施。オリジナル漫画「教えて! 退田さん」の、新シリーズとして、リアルと融合したTVCM・各印刷物などに加えて、「中小企業退職金共済制度」導入と50年後の未来を描いた動画と漫画を制作。加入による社員の未来を具体的にイメージできるようにすることで、認知の向上だけではなく、制度の内容理解に役立つものとしている。
TVCMでは10月1日より、テレビ朝日、BSテレ東、SNS等にて放映。CMでは、中小企業の社長が従業員に長く働いてもらうために福利厚生制度を充実させたいが、何をすればよいか分からず悩んでいるところに、(税理士・退田さん似のキャラクターが)中小企業退職金共済制度のメリットを分かりやすく説明する内容となっている。
また、特設サイトでは、「マンガでわかる中退共」と題し、オリジナル漫画「教えて! 退田さん」による企業の制度導入と導入から50年後の社員を描いた動画を公開。アニメ感覚で視聴できる「漫画動画」と、より詳しい解説を加えた「漫画冊子」を閲覧できる。
制度の詳細や加入方法などは特設サイトを確認しよう。
■「中退共制度」特設サイト
https://chutaikyo.taisyokukin.go.jp/special/index.html