ゆめが丘ソラトスおよび周辺施設のプレス説明会・内覧会開催！郊外のさらなる発展を目指した新たな取り組みを発表

22日（月）、ゆめが丘ソラトス3F「109シネマズ」シアター内にてゆめが丘ソラトスおよび周辺施設のプレス説明会・内覧会が行われ、相鉄アーバンクリエイツ・事業開発部の課長である山本栄市氏、相鉄ビルマネジメント・運営事業一部の課長である公塚順一氏、同じく相鉄ビルマネジメント・運営開発部の課長である筒井和貴氏の3名が登壇した。

ゆめが丘では25日（木）にオープンする大規模商業施設「ゆめが丘ソラトス」を始めとした開発プロジェクトが行われてきた。

山本氏は施設の概要について「施設ビジョンはDear Life,Dear Localということで、ゆめが丘から生まれるローカルライフ、住まう・働く・訪れる。すべての人に届く、自分らしい毎日と深まる満足というものを施設コンセプトにし、施設名称を今回ゆめが丘ソラトスとさせていただきました」と説明。

続けて、「施設は自然を感じていただけるように、メインゲートの吹き抜け空間は木目調の素材を使用したり、そうにゃんパークはヤマトのゆとりの森公園というところからそのままこの屋上に持っていきたいという思いがあり、メーカーさん含めて協議し、今回この上に誘致してもらいました」と経緯を話した。

また、山本氏はゆめが丘のいい部分を知ってもらうために、来場者が外出する仕組みをあえて採用しているそうで「通常商業施設は、お客様が新しい一切外に出さず館内で全て消費を行っていただきたいという考えで作るのが一般的です。しかし我々はゆめが丘の良さを知ってもらいたいということで、来ていただいた方が外へ出てもらう、そんな仕組みを作りました」と口に。

循環型社会に対応する仕組みを体験してもらいたいことから「それから新しい取り組みで、三菱さんと協力して地域のロボットの開発についても今回仕組みとして作り上げております」と語った。

ゆめが丘ソラトスは鉄道2駅と横浜環状4号線に面しておりアクセスは抜群。

商圏人口は90万人を有していて、ポテンシャルのあるマーケットになった。公塚氏は「ドライブでローカル地域に根ざした新たなシンボルになりたいという思いを込めたビジョンになります。ネーミングコンセプトは、ゆめが丘の広大な空をイメージして名付けをしております。旗のもとに、地域の皆様が集い、ゆめが丘の新しいライフスタイルを形成していくそんな様子を表現いたしました。」と施設ビジョンについてコメントした。

ゆめが丘ソラトスの1階は、「ゆめが丘マルシェ」という食の一大ゾーンを中心に構成しており、地域との繋がりを表現する場所を目指しているそう。

店舗はゆめが丘近郊の相沢牧場で搾乳された乳牛を用いたソフトクリームやバームクーヘンを提供する、オーガスタミルクファームや、ゆめが丘のホップを用いてクラフトビールを販売するYUMEGAOKA SUNDAY BREWINGなどがある。

2階にはアパレルやファッション雑貨の集積したフロアになっており、3階は映画館「109シネマズ」を筆頭に、本州初出店の遊ぶさらにはフードコートのフードステーションなどで構成されている。また、フードステーションには関東初出店の鳥山劇場や地元横浜の人気店花田食堂など、魅力あふれる店舗が多数出店されている。

続いて、コミュニティスペースの紹介が行われ、山本氏は「文字通り、地域の方々が交流する拠点を整備しました。

まず一つ目は1階のライブキッチンストラトス、いわゆるシェアキッチンでは地元農家の生産者様がレシピを紹介したり、さらには出店のテナントがワークショップや食育講座を開いたりと、食を通じて交流する空間になっております。

続いて2階3階には、ワークショップやセミナーポップアップショップなどを配置し、様々な用途に使用していく予定でございます。さらにJリーグ所属の横浜FCとは地域連携協定を締結し、ともに地域のために活動していくことをお約束をしております」とコメントした。

さらに、山本氏は屋上の遊具公園について「相模鉄道キャラクターそうにゃんをモチーフとしたテーマパークは、3000平米の広場面積を誇り全国に類を見ない規模感になっております。

顧客ターゲット層である子育て世代の方々に安心して施設を使っていただくための空間を作っており、特に各階のトイレに授乳室やキッズトイレを完備しました」と、他では類を見ない取り組みについて強調した。

ゆめが丘のエリアマネジメントは、地区に関連する企業の相鉄ビルマネジメント、相鉄アーバンクリエイターズ、医療法人社団昂友会人気横浜ケーブルビジョン、横浜薬科大学梅丘育計7社の正会員を中心に発足している。

以上のことから、筒井氏「地域の魅力を高め続けるそんなエリアマネジメントを目指しております。ゆめが丘郊外の暮らしの豊かさと便利さを追求するまち街に関わる全ての人に楽しさや喜びを提供していきたいと考えております」と標榜した。

「食を中心としたサステナブルな社会を追求体験体感できるまち」「自然、人との交流で健康になれるまち」「子育てしやすいまち」「最先端で安全な暮らしやすいまち」という四つのキーワードが発表されると、筒井氏は「ゆめが丘空とその敷地では、イベント等々でキッチンカーを呼んで地域を盛り上げる取り組みをしていきたいと思っております。リビングキッチンソラトスそしてソラトスルームにつきましても、またエリアマネジメントとしても、地域の魅力を地域の皆様と一緒に発信していきたいというふうに考えています」と語った。

その後行われた内覧会では、ライブキッチンソラトスでの地元食材を使った調理実演や試食会などが行われた。地域の特色を反映させる取り組みが、大型商業施設単位で行われるのは目新しい。ゆめが丘の開発で、郊外の暮らしがどのような進化を遂げるのかが一層楽しみだ。