【インタビュー】福島雪菜「強い女性になりたい」 マルチに活躍する彼女の素顔に迫る!

福島雪菜




2017年に『劇団4ドル50セント』に入団。劇団員として”舞台『フラガール』 “や、来年4月に上演を予定している”舞台『デュラララ!!』~円首方足の章~”では園原杏里役に抜擢された福島 雪菜(21)。

一方でグラビアアイドルとしては数々の表紙を飾り、さらには雑誌『競馬の天才!』での連載を持つなど、マルチな才能を魅せ続けている。

そんな彼女が、11/15(金)より公開される映画『恐怖人形』で自身初となる映画出演を果たす。

今回、魅力的な彼女の素顔に迫るべく色々とインタビューしてきた。

 


福島雪菜

―先日無事に千秋楽を迎えた舞台『フラガール』 、終わってみていかがでしたか

『フラガール』はパンフレットやポスターとか、明るいビジュアルなんです。けど、実際は息苦しくなるようなシーンも多くて・・・そんな時にお客さんの泣いている声や鼻をすする音なんかが聞こえてくるんですけど、各場面によってお客さんの反応を直接感じることが出来るので、改めて舞台の良さを知れたなと思います。

―舞台をやっていてよかったことを聞かせてください。

稽古中とかに、同じセリフでやっているのに日々変化があって。稽古する中で、当初の台本や演出にない要素がどんどん盛り込まれていくのが面白いなと思います。

 ―所属されている『劇団4ドル50セント』で、今後やっていきたいことは?

今年の夏で結成されて2年が経つんですけど、新たな目標として若い人達にとってのブロードウェイのような劇団を目指そうと。

その為にも劇団を色んな人に知ってもらうことが必要なので、個人の活動も含めて、劇団に還元できるよう頑張りたいと思っています!

―『劇団4ドル50セント』に所属している人で、仲の良い方はいますか?

うえきやサトシ久道 成光と仲が良くて、『フラガール』の舞台初日には二人とも観に来てくれて、終わった後に長文の感想文を送ってきてくれました。

一緒に飲む時なんかは映画の話で盛り上がって、いい仲間です。(笑)

―『恐怖人形』は映画初出演でしたがいかがですか?

映像作品についてはドラマなどのゲスト出演が多かったので、今回メインキャストとしてずっと出演していて、純粋に嬉しかったですね。

―映画撮影の現場は、普段と比べてどうでしたか?

めちゃくちゃ楽しかったです!1週間近く合宿生活みたいに山奥のロッジで過ごしたんですけど、はじめましての人も沢山いたんですが、すぐに仲良くなりました。

映画はホラーなんですが、裏側は和気あいあいでした。(笑)

福島雪菜

―完成した映画を観たときは、どのような気持ちでしたか?

撮影前は沢山の方に大きいスクリーンで見てもらえる、自分を知ってもらえる!ってワクワクしてたんですが、実際観てみると、「ここはこうしたらよかったな」みたいな・・・自分へのダメ出しのほうが多かったです。笑

―映画『恐怖人形』の見どころを教えてください?

初めての映画出演ということで、監督に「なんで私が選ばれたんですか?」って聞いたら、「イタリアの女優 ダリア・ニコロディの、色気があって妖艶なところが似てるから選ばせていただきました。」と言われて、それで台本を見るとベッドシーンがあったんですね。

初めての挑戦だったんですけど、すごく新鮮な気持ちになったんです。これまでグラビアのお仕事もさせていただいてたので、全部繋がってるんだなと。

そういう事を思うと、私自身も作品に貢献できたんじゃないかなって。きっとファンの方も楽しんで頂けるんじゃないかなと思ってます!

―今後も女優として活動していく中で、憧れや目指している女優さんはいますか?

安藤サクラさんです。

きっかけはフラガールの演出を務めている河毛俊作さんに「君は演技が本当に好きだよね。これから続けていく中で、”カワイイ”ヒロインを目指すんじゃなくて、安藤サクラさんのような女優を目指しなさい。」ってアドバイスを頂いて、そこから安藤さんの作品を改めて見直しました。

今、待ち受けも安藤さんなんです。(笑)強い女性になりたいな、と刺激を貰ってます。

福島さんといえば、TikTokで披露したダンスなども話題になっていますがきっかけは?

TikTokをやってみたら?と以前から勧められたのではじめました。本当はSNSとか苦手で・・・でもやるからにはちゃんとしなきゃなと。

TikTokを通じて私のことを知って舞台に来てくれたり、ファンになってくれたりする人たちが増えたのでやってみて良かったなと。

自分の違う一面を見せれる場所として、これからも投稿していきます!

――ありがとうございます。それでは少しプライベートなことも聞かせていただければと思います。大阪出身ということで、東京生活はいかがですか?

実家が大阪にあるので、たまに帰ってますけど、高校からこっちに来ているので、もう東京のほうが詳しいですね(笑)

 ―多忙な毎日を過ごしているかと思いますが、お休みの日はどのように過ごしてますか?

稽古のオフの日なんかは映画館に1日います。あとは仲の良い友達や共演者の人とご飯に行った際は延々と映画について話してますね。(笑)

趣味が男の子っぽいところがあるんですけど、アメコミのジョーカーのキャラクターが好きなので映画『ジョーカー』は最高でした!

福島雪菜

―ちなみに、”こんな男性はカッコいい”と思うときはどんな時ですか?

ちょっとしたことでも、気遣いが出来る人はカッコいいなって思います。誰にでも分け隔てなく接する男性も素敵ですよね。

あとは、見た目は怖そうなのに中身は優しい!みたいな、ギャップがある人はいいなって。(笑)

―それでは最後に、最近のちょっとしたハッピーな出来事なんかがあれば教えてください。

舞台の本番終わりに、皆で牛タンを食べに行って、そのあと2次会に行こう!ってなったんです。

その中にフラガールの出演者だった岩上隼也くんとちゃんと話す機会があって、話の中で岩上君もアベンジャーズが大好きだってことが分かって、話が大盛り上がりしたのが嬉しかったですね。(笑)

福島雪菜

 

インタビューが終わった後も、「『アベンジャーズ/エンドゲーム』では号泣しました!」なんてMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の話題に花が咲くなど、飾らない笑顔で話す彼女。

その魅力はまだまだありそうで、今後のさらなる活躍が楽しみである。