内閣官房オリンピック・パラリンピックレガシー推進室は、2022年6⽉19⽇(⽇)〜20 ⽇(⽉)の2⽇間、JR⼤阪駅時空(とき)の広場にて企画展「⼤会を契機とした取組とレガシー〜TOKYO 2020〜」を開催している。
本事業では、「共⽣社会の実現」、「復興/ホストタウンを通じた地域活性化」、「観光⽴国・⽇本⽂化の発信と理解」、「セキュリティ・輸送対策」、「健康・スポーツ」、「持続可能性」、「⼤規模イベント開催のモデル」という7つのテーマを軸に情報を国内外に発信してきた。昨年度は3ヵ国4都市(札幌・東京・アメリカ ロサンゼルス・フランス パリ)でレガシーに関する展⽰やトークイベントを実施してきたが、今回は初の⼤阪開催となった。
2⽇間に渡り開催される企画展では、東京2020⼤会のレガシーに関するパネル・⼤会聖⽕リレートーチの展⽰、パラリンピック競技のVR体験・競技⽤⾞いす(レーサー)体験会が⾏われ、会場を訪れるたくさんの⽅々へ、東京2020⼤会のレガシーを発信。
6⽉19⽇には、⾞いすマラソン元⽇本代表で、現在は⽇本パラ陸上競技連盟 常務理事を務める花岡伸和⽒とお笑い芸⼈のひょっこりはん登壇のトークショーも開催した。トークショーでは、東京2020⼤会を振り返りつつ、パラリンピック競技体験のデモンストレーションを交えながら、⼤会を契機とした取組とレガシーについてのトークが繰り広げられた。
序盤はMCと1 ⼈⽬のゲストとして登壇した花岡⽒との間で「共⽣社会の実現」をテーマにトークを展開。花岡⽒は「スマホ⼀つあればいろんなことができるのは素晴らしいこと」だと前置きしつつ、「スマホなどを通して⼈間があまりにも⾃分でなんでもできると思い込んでしまったら、1⼈で⽣きていけるように感じてしまうんじゃないか」と機械だけに頼らず⼈間同⼠が頼り合うことの⼤切さを語った。⼀⽅で「東京2020⼤会をきっかけに相⼿が⾃分と異なる特徴をもった⼈でも⾃分から歩み寄っていこうという空気感が出てきたんじゃないかと思う」とコメントした。
その後、もう1⼈のゲストとしてひょっこりはんが登壇し、花岡⽒が競技でも使⽤していた「レーサー」という競技⽤⾞いすを⽤いた「レーサー速度チャレンジ」が⾏われた。花岡⽒から乗り⽅をレクチャーされたひょっこりはんはパラ陸上マラソン世界記録の平均時速32.4km/hを⽬指して挑んだところ、16.6km/hとトークショー開催前までの最⾼記録を叩き出し、会場を沸かせた。続いて、会場観覧の希望者が記録にチャレンジする流れとなり、ひょっこりはんが「親指の付け根で⾞輪を押すイメージ!5秒間全⼒でやってください!」とアドバイスを⾶ばし、記録にチャレンジする参加者の⼀⽣懸命な様⼦に会場では⼤きな拍⼿が沸き起こった。
トークショーは「共⽣社会の実現」「観光⽴国・⽇本⽂化の発信」「東京2020⼤会を振り返って」を各テーマに計3回実施された。
【実施概要】
■主催:内閣官房オリンピック・パラリンピックレガシー推進室
■名称:⼤会を契機とした取組とレガシー〜TOKYO 2020〜
■⽇時:2022年6⽉19⽇(⽇)・20⽇(⽉) 11:00〜19:00
※トークショーは6⽉19⽇(⽇)12:30〜/14:00〜/15:30〜の計3回実施
■会場:JR⼤阪駅 時空(とき)の広場 ※⼤阪駅構内 橋上駅屋上 5F
(〒530-0001 ⼤阪府⼤阪市北区梅⽥3丁⽬1−3 ⼤阪ステーションシティ ⼤阪駅5F)
■内容: パネル展⽰/映像展⽰/シンボル展⽰(オリンピック・パラリンピック聖⽕トーチ)
VRパラ競技体験/パラ競技体験(レーサー)/トークショー
■トークショー登壇者:
⼀般社団法⼈ ⽇本パラ陸上競技連盟 常務理事 ⾞いすマラソン元⽇本代表 花岡伸和⽒
吉本興業所属 お笑い芸⼈ ひょっこりはん