未来の⾷卓は、5⽉21(⼟)~27⽇(⾦)に、有楽町Sustaina Station DaiDaiにて、第1回⽬となる⾷卓提案イベントを開催中だ。
未来の食卓とは、全国の⾷品メーカーと連携し、1社ではできないマーケティングネットワークを構築し、テーマごとのPR活動や売り場作りなどを実現するマーケティング組織。
また、⾷品メーカーとバイヤー・流通企業をつなぐマッチングプラットフォームを構築することで、業界として消費者に効果的にPR を⾏うことのできる「B2B2C事業」を展開している。
イベントのテーマを『⽇本の⼤海(うみ)からの⾷卓提案』と題して、⽇本各地の⽸詰や⼲物メーカーが登場し、⽔産加⼯品に焦点をあて、「原材料へのこだわり」「優れた技術」「持続的成⻑(サステナビリティ)へ取り組み」の視点から各地の「⾷の職⼈」に光をあてる。
イベント開催中の1週間は、未来の⾷卓がオススメする、⽸詰や⼲物を展⽰や試⾷など盛りだくさんの内容だ。
今回、初⽇となる21⽇(土)11時より⽇本の⽔産業と⽔産加⼯品についてのオンライントークセッションも実施されたのでご紹介しよう。
トークセッションには、未来の食卓 代表理事 山田まさる氏、株式会社ブールヴァール 代表取締役・柴誠治氏、⽇本⽸詰協会公認 ⽸詰博⼠・⿊川勇⼈氏、株式会社タスカジ 代表取締役・和⽥幸⼦氏らが登壇。
株式会社ブールヴァール 代表取締役・柴氏とのトークセッションでは、日本はかつて水産漁業では世界No.1であったが、この30年でじりじりと下がっており、漁獲量も世界1位から8位にまで下がっている現状についての話題に。
要因としては、日本の漁業に携わる人の高齢化や乱獲などが影響しているだけでなく、世界中の水産資源への関心と技術の高まりも大きく関係しているという。
その他、⽇本の漁業を取り巻く厳しい現状や課題についての議論が交わされた。
続いて、株式会社 木の屋石巻水産、株式会社 シーライフ、株式会社 タイム缶詰の3社それぞれの代表者が登壇。
⽔産加⼯メーカーの取り組みやこれからの業界についての話題と熱い内容のトークセッションを繰り広げました。
イベント内で挙げられていた問題に対して、未来の食卓からの提案として賞味期限が長い加工食品を積極的に喫食することで廃棄ロスを防いだり、これまでは捨てられていた未利用魚を積極的に食べていくことなどが語られた。
日本国内でこれから先も魚を食べ続ける為にも、魚を無駄にしないことが肝心だ。
ぜひ会場にも足を運んでみよう。