イエローハットは、「無事故の日」である本日6月25日(金)に合わせ、高齢ドライバーの「アクセルとブレーキの踏み間違い事故」の抑止を啓蒙する、イエローハット「アクセルとブレーキの踏み間違い事故」撲滅プロジェクトを24日(木)より開始した。イエローハットが推奨する「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」の実力はいかに!?
昨今、高齢者による「アクセルとブレーキの踏み間違い事故」が深刻な社会問題として取り上げられており、警察庁ウェブサイトによると、75歳以上の高齢運転者は操作不適による事故が最も多く、そのうちブレーキとアクセルによる踏み間違い事故は、75歳未満が全体の0.8%に過ぎないのに対し75歳以上の高齢運転者は6.2%と高い水準にあるとしている。
そこでイエローハットでは、後付けの「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」の取付け費用、41,800円に対しイエローハット独自の補助として17,820円分のクーポンを発行し、さらに国からのサポカー補助金20,000円が適用されることにより、実質3,980円での導入が可能となる施策を6月24日(木)よりスタートした。
今回は、その「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」がイエローハット「新山下店」屋上駐車場で実際に体験出来るという事なので、車好きの筆者が身をもって体験してきた。
受付を済ませて早速体験車両に乗車。
車に乗ってスグに「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」が目に入った。意外にも小さくて、ビックリした。製品自体はサン自動車工業の「S-DRIVE 誤発進防止システム 2」というシステムだ。「こんな小さな機械でホントに大丈夫か?」と少し不安になりながらも、体験運転をしてくれる担当者の説明を受け実験スタート。
まずは、スイッチをOFFにして、間違えてアクセルを踏んでしまったと仮定し、アクセル踏み込む。当然車は加速していきアッという間に駐車場の壁が近づいてくる。当然実験なのでここでブレーキを踏んだが、実際はここから更に加速し続ける訳だ・・・。正直、「あーこれはニュースになっているような大事故になるな・・・」と直感的に思う速度である。
次に一度元のスタート位置に戻り、今度は「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」をONにして、間違えてアクセルを踏んでしまったと仮定して、アクセル踏み込む。するとあら不思議、大きな警告ブザー音と共に、車は、AT車では必ず発生するクリープ現象時の微動以上には、スピードが出ないよう完璧に制御された。どんなにアクセルペダルをベタ踏みしても、スピードが全く上がらないのである。1点だけ注意しなくてはいけないのは「加速抑制装置」であり、自動ブレーキシステムではない点だ。あくまで完全停止は運転者が行う必要がある。
そして、驚くべきはバックでもこの制御装置は機能する。バックも同じくどんなにアクセルを踏み込んでも大きな警告ブザー音と共に、車はクリープ現象時の微動以上には加速しないよう制御された。
体験会はあっという間に終了したが、「ん-これは凄いお利口さんな機械だ!」と素直に関心した。しかもこんな優秀な制御装置が実質3,980円で導入が可能な事には本当に驚きと感動である。取り付け自体も車種や混雑状況によるが、1~2時間程度で可能との事だ。
筆者の両親も70代で現役バリバリに車を運転している。是非この機会にお勧めしたいと思えた。
【イエローハット「アクセルとブレーキの踏み間違い事故」撲滅プロジェクト 概要】
イエローハット全店で「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」と「取付け費用」41,800 円が実質 3,980 円(※2)になるクーポンを発行!
■期間 :2021 年 6 月 24 日(木)〜 10 月 31 日(日)
■クーポン発行 :イエローハット HP(https://www.yellowhat.jp/tokusyuu/safety_support/index.html)、
LINE(ID:@yellowhat)、店頭リーフレットなど
■製品 :サン自動車工業 「S-DRIVE 誤発進防止システム 2」
http://www.sun-auto.co.jp/products/safety-security-stability/s-drive/s-drive-system
■設置店舗 :イエローハット全店舗
■設置費用 :41,800 円(本体価格 27,830 円/車両装着専用配線 5,170 円/取付工賃 8,800 円)
■クーポン、補助金利用時費用:
65 歳以上⇒ 3,980 円<41,800 円 – 17,820 円(クーポン) – 20,000 円(全国「サポカー補助金」>
64 歳以下⇒23,980 円<41,800 円 – 17,820 円(クーポン)>