28⽇(⽊)、全国屈指の⽶どころ・福島県が新たな美味しさを追求して開発したブランド⽶「福、笑い」の本格デビューイベントとCM発表会が都内と福島をオンラインでつないで行なわれ、“⽇本⼀を目指す”福島県の新ブランド⽶「福、笑い」の魅力をアピールした。
“⽇本⼀の⽶をつくりたい”という想いのもと開発された「福、笑い」は、GAP認証を取得した登録農家だけが栽培することができる特別な⽶だ。県と生産者が一丸となり、福島県の豊かな⾃然、⽣産者の技術、⽶づくりへのこだわり、開発者の情熱など、14年もの歳月をかけて辿りついた「かおり、あまみ、ふくよかさ」は、作り⼿も⾷べ⼿も笑顔にする美味しさだという。近年ではブランド米の食べ比べをする消費者のニーズも高まっているそうで、その市場に「福、笑い」も打って出ることになった。
このほど初披露となった「福、笑い」のTVCMは手書きのイラストを3DCGでアニメーション化したもので、食や食卓の温かみを見事に表現。壮大な音楽も加えることで、米の力強さをも表現している。
このTVCMを手がけた柿本ケンサク氏は、「映像で恩返しがしたかったので、念願が叶ってうれしい。生産者の愛情や手作りのお米と同様に、手書きで描かれたイラストを、どう広めていくか考えた。そこで3Dで起こして、立体アニメーションにすることを思い付いた。手作りのものがダイナミックに動く様を楽しんでほしい」とコメントした。
そのイラストを描いたイラストレーターの寄藤文平氏は、「カメラが縦横無尽に動くというプランを聞いて、より精密にこの世界を表現したいと思った。そこでまず自分の頭の中に<福、笑い町>という街を作り、その設定に従って描いた。もともと持っている世界観をダイナミックに表現する世界をいただいてありがたい」とコメントした。
福島県クリエイティブディレクターの箭内道彦氏は、「日本一のお米には日本一のクリエイティブを、ということで、日本のトップレベルを集めた。芸能人、出てきません。まさに『福、笑い』が主役であり、パッケージや世界観がタレント。みんなで力を合わせて作ったCMだ」と語った。
また、福島会場では東京2020オリンピックのソフトボール日本代表として福島県内の球場で試合をし、金メダルを獲得した宇津木麗華ヘッドコーチと上野由岐子投手も出席。会期中は福島の米を食べていたそうで、この日も「福、笑い」を試食した。
日本一のお米を目指す「福、笑い」について、頂点になる為のアドバイスを聞いた所、宇津木ヘッドコーチは「上野が食べたら日本一になると思います!」とコメントし会場の笑いを誘った。上野投手は「うふふふ。これだけ美味しいので、自信を持って沢山の方に知って頂けたらと思います!」とコメントした。
なお今回、ポップアップストア「八芳園 MuSuBu」(注:八芳園がプロデュースするポップアップイベントスペース:東京都港区白金台4-9-19)では「福、笑い」の新米を限定販売(2kg袋入り米と300gキューブ米)するほか、特別メニューが楽しめる“福、笑い食堂”、寄藤文平氏によるパッケージや、今回のTVCMとその作画展なども実施する。入場無料。イベント内容は変更になる場合があり。31日(日)まで。
【特設サイト】
https://fukuwarai-fukushima.jp/