災害時の備えとして、家庭に用意しておきたいもののひとつがカセットこんろとカセットボンベ。
停電やガスの供給が止まった際にも調理に使える一方で、実際には「備えているつもり」でも、十分な量や正しい使用方法まで確認できていない人も少なくないようだ。
一般社団法人 日本ガス石油機器工業会が、全国25歳以上のカセットこんろ所有者360人を対象に「カセットこんろ」の使用実態を調査。
その結果から、家庭におけるカセットこんろ・カセットボンベの備えの現状が明らかになった。
調査では、カセットこんろを普段使用する目的として「鍋料理や焼き肉など食卓での調理」が66.4%で最も多く、「災害・停電など非常時に備えて」が32.5%で続いた。
カセットこんろが日常の調理だけでなく、災害時の備えとしても意識されていることがうかがえる結果となった。
しかし、実際のカセットボンベの備蓄量を見てみると、「1~5本」と回答した人が68.9%と最も多く、政府が示す「1人1週間当たり約6本」という目安に届いている人は22.2%にとどまった。
さらに、ボンベを「0本(持っていない)」という人も8.9%となっており、昨年の3.1%から増加している。
いざという時にカセットこんろがあっても、燃料となるカセットボンベがなければ使用することはできない。
また、カセットこんろを「日常生活ではまったく使わない」と回答した人は27.5%。
一方、「年に1~4回」が36.9%と最も多く、カセットボンベのローリングストックにつながるような、年12回以上の使用者は14.4%にとどまった。
古くなったカセットボンベを使い切り、新しいものと入れ替える「ローリングストック」を実践している人も11.1%と少数派。さらに、カセットこんろやボンベの製造年を「確認していない」という人は53.9%と半数を超えている。
カセットこんろ・ボンベが古くなった場合の交換についても、「カセットこんろもボンベも、古くなったら交換が必要だと認識している」と回答した人は46.9%で半数を下回り、「どちらも認識していない」という人も24.4%。
普段から使用している身近なアイテムだからこそ、使用期限や製造年まで意識する機会は少ないのかもしれない。
そこで日本ガス石油機器工業会では、10月7日を『カセットこんろとボンベの日』と制定。
秋冬の鍋シーズンを前に、カセットこんろやカセットボンベの使用期限などを確認するタイミングとして、呼びかけを行っている。
カセットこんろは製造後10年を過ぎたら買い替えを検討し、カセットボンベは製造後約7年以内を目安に使い切ることが推奨されている。
普段は何気なく使っているカセットこんろとカセットボンベだが、10月7日の『カセットこんろとボンベの日』をきっかけに、家に何本あるのか、いつ製造されたものなのか、そして実際に使えるのかを一度確認してみるのもよさそうだ。
なお、10月7日(水)~28日(水)まで、「『10月7日は防災鍋をつくろう』クイズキャンペーン」も実施される。
詳しくは、日本ガス石油機器工業会 公式X(@JGKA_campaign https://x.com/JGKA_campaign)をチェックしよう!







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