あなたのアイデア、どんな時に生まれる?




皆さんはアイデアを出さないといけない時、どこで、どんな風にしていることが多いだろうか?

外を散歩したり、社内で誰かと行うブレスト、一人でカフェ、自宅のトイレやお風呂・・・

特にクリエイティブ系の職種の方々はそれぞれのスポットをお持ちだろう。

今回は花王が男女332人を対象に行った「創造性に関する意識調査」を紹介しよう。

まず、「斬新なアイデアを出すには、特別な才能が必要だと思う」と50.3%が回答。

さらに「人間の創造性は簡単に高められないものだと思う」「斬新なアイデアは突然浮んでくる、自分でコントロールできないものだと思う」と考える人がそれぞれ70%以上だった。

筆者も0→1はあまり得意ではないので、この類のスキルを持つ人々にはリスペクトしかない。

続いて、「新しいアイデアを思いつくには、あえて何もしない時間を持つことが大切だと思う」ことについては、「とてもそう思う」が38.6% 、「ややそう思う」が52.1%と合わせて90.7%に。

さらに、日常生活の中で新しいアイデアを思いつくのに適した状況を聞いたところ、「お風呂(シャワー)に入っている時」が51.2%とトップに。

お風呂はなにもしない時間でもあり、よりアイデアを生む場所なのかもしれない。

そこで、普段の生活(仕事やプライベート)で新しいアイデアを考えることを求められる頻度別に“湯船につかることが好きかどうか”を分析したところ、【湯船につかるのがとても好き】と回答した人の割合は「ほぼ毎日新しいアイディアを求められる層」で64.4%という結果に。

やはり、湯船につかることが大好きという傾向が見られたようだ。

ちなみに、脳神経外科医 菅原道仁氏は、「近年の脳研究でも話題にもなっていますが、人間は寝ている時や「ぼーっと」している時に脳が働いていないのではなく、実は、「ぼーっと」している時や睡眠時こそ、脳が動いており、情報の整理整頓をしているということがわかってきました。その脳活動は、今まで見聞きしてきたことなどの情報を統合し記憶の整理をしてくれるので、それによって新しいアイディアが生まれたり、考えがまとまったりといったことにつながっていくのです。」と語っている。

医学的観点で見ても、信ぴょう性が高いことがわかる。

アイデアに迷った時の参考にしてほしい!