#ふるさと納税で子供を助ける―NPO法人「フローレンス」が 1億円規模のクラウドファンディングをスタート

子供・子育て支援団体のNPO法人「フローレンス」と全国NPOの連盟組織「NPO法人新公益連盟」は、渋谷区ふるさと納税を活用した1億円規模のクラウドファンディングを11月1日（火）よりスタートさせた。

それに伴い、認定NPO法人支援事業の展開を表明し、同日に記者発表会も行った。

第１部では、「渋谷区ふるさと納税を活用した認定NPO法人支援事業」概要を長谷部渋谷区長が紹介し、フローレンスが11月1日～12月31日に開催する本NPO支援事業を活用したふるさと納税キャンペーンについて発表。

日本の児童虐待相談対応件数は2021年度には過去最多の20万7000件を超え多くの家庭が、そして子どもたちが社会の助けを必要としているのが現状。

そこでフローレンスは、渋谷区ふるさと納税を活用した認定NPO法人支援事業による寄付先団体として「#ふるさと納税でこどもを助けよう」を切り口に、日本から子どもの虐待をなくすことを社会に広げていきたいという想いを持って、子どもの虐待防止を訴える1億円規模のクラウドファンディングを開始した。

渋谷区長の長谷部氏は、「NPOの活動は、福祉・教育・まちづくり・環境に関することなど、多岐にわたり、地域や社会のさまざまな問題解決に取り組んでいます。NPOの活動が社会にもたらす力に期待するとともに、本事業によって、NPO活動が活性化し、公益の増進や社会課題の解決、地域おこし、中小企業の商業振興などにつながると信じています。」と語った。