茨城県で今“タイ料理”がアツい!都内にある茨城県アンテナショップ「IBARAKI sense」内のレストラン「BARA dining」にて、タイの国民食をアレンジした茨城県の新名物料理「いばらきガパオ」の提供がスタート。7月20日に行われたメディア向け記者会見&試食会で早速味わってきたので、その美味しさをレポート!
「ガパオ」とは、ひき肉をバジルや唐辛子で味付けしたものをごはんに乗せ、目玉焼きや野菜を合わせたタイの国民的料理。ピリ辛でエスニックな味わいながら、日本でも人気の高いメニューの一つ。
今回発表された「いばらきガパオ」は、ベースとなる材料に、茨城が生産量日本一を誇る「れんこん」のほか、県産米、県産の鶏肉、鶏卵などを使用。茨城の美味しい食材がたっぷり使われている。
なぜ茨城でタイ料理?と思う人も多いだろう。実は、茨城県は在日タイ人比率が日本一。タイの国民食を日本人向けにアレンジしたガパオライスを、さらに茨城の名物料理にすべく完成した「いばらきガパオ」は、県内の様々な飲食店で、それぞれ独自の味わいで提供されているのだそう。
記者会見に登壇した、タイ人タレントのブンシリさん、タイ料理研究家の味澤ペンシーさん。ブンシリさんは「ガパオはタイ人にとって生涯最も多く食べるメニューの一つ。日本人にとっての牛丼の様な存在です。また、日本のお味噌汁の様に過程や地域で味が違うのも魅力の一つ」とガパオについて説明。
ペンシーさんは、タイと日本のガパオの違いについて「タイのガパオは唐辛子をたくさん使っていてとっても辛いです。日本のガパオは野菜の付け合わせがたっぷりで、お肉と野菜のバランスが良いですよね」とその違いを解説する。
実際の「いばらきガパオ」を目の前に笑顔になるお2人。「食べる前に写真を撮りたくなる、カラフルさですよね!」とブンシリさん。
ペンシーさんは「先に具材を全て混ぜて、目玉焼きにちょっと醤油をかけるのが好きです」、ブンシリさんは「辛さ控えめなので、辛いものが好きな方は一味をお好みで足して食べても。自分の好きな味にアレンジして」と、ガパオはとても懐の広いメニューなのだそう。
この一味も、茨城県産の唐辛子を使った「福一味」。パパっとかければ、ピリッとした旨味が広がる。実際にいただくと、鶏ひき肉のうまみと、ふっくらとしたお米、コクのある奥久慈卵にバジルの爽やかな風味が絶妙なバランス。付け合わせの生野菜の食感もみずみずしく、カラッと揚げられたれんこんも良いアクセントとなっている。
ペンシーさんの様に全部混ぜても、ブンシリさんの様に途中で味変をしても、どんな食べ方でも美味しく食べられる魅力的な一皿。この暑い時期、お肉も野菜もしっかりいただけるのも嬉しい限りだ。
「いばらきガパオ」はスープ付きで、販売価格1,200円(税込)。7月末までは特別価格 900円(税込)で提供されるので、夏バテ防止に是非食べてみてはいかがだろうか。