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日本各地域の土壌が育んだ豊かな文化資源をアーティスト・クリエイターたちが、その魅力を新たな視点で表現し、各地域の玄関口である空港等で展示する『メディア芸術×文化資源 分散型ミュージアム』が、国内空港等10箇所程度で順次開催されていく。
新千歳空港では第一弾の”アイヌ文化”をテーマにした作品が展示されており、それに続いて9月11日(水)より、羽田空港国際線ターミナル5Fはねだ日本橋付近において、”江戸文化”をテーマに「江戸図屏風」「江戸橋広小路模型」をモチーフとしたAR作品が公開される。
本作品は、国立歴史民俗博物館が所蔵している「江戸図屏風」と「江戸橋広小路模型」をモチーフに、開発ユニットAR三兄がAR(Augmented Reality:拡張現実)技術を用いた作品『屏風から家光を探せ,からの,取り出す江戸時代』を制作、AR体験用端末を用いて同作品を楽しめるコーナーが設置。
体験できるアプリケーションは、「江戸図屏風」から切り取られた9枚の絵の中に隠れた徳川家光を探し出すというゲームで、クリアすると江戸時代をまるごと取り出せる特殊な機能を体験できるという。
まだまだ他の空港でも各地域の文化資源をテーマにした作品が展示されていく予定だ。飛行機を使っての旅行の際は、早めに空港に行くことが多いだろう、空いた時間でそれぞれの文化作品に触れてみてはいかがだろうか。
『メディア芸術×文化資源 分散型ミュージアム』 羽田空港 開催概要
日時 : 令和元年9月11日(水)〜9月27日(金)
※作品体験コーナーは上記日程内、11:30~18:30
場所 : 羽田空港国際線ターミナル5Fはねだ日本橋付近
協力 : 東京国際空港ターミナル(株)、国立歴史民俗博物館
アーティスト : AR三兄弟
主催 : 文化庁「令和元年度空港等におけるメディア芸術の日本文化発信事業」