福島県は、全農福島県本部や福島大学と連携し、約4年の年月をかけて開発した福島牛の新たなブランド『福粕花(ふくはっか)』を発表し、その市場デビューに際し、9日(月)に 福島県内にてデビューイベントを開催した。
『福粕花』は、県内の酒蔵で作られた酒粕を餌に加え牛に与えて生産された牛肉で、柔らかくジューシーで脂の甘味が強いことが特長だ。肉質等級は和牛最高ランク5等級になる。ブランド名は、応
募総数3,422点にのぼる一般公募により、生産者団体、流通関係者、消費者や酒造関係者で構成する審査委員会で決定された。ロゴのデザインには福島県のクリエイティブディレクター・箭内道彦氏の監修ののもと、酒どころ福島で作られた日本酒の酒粕と福島牛が掛け合わさってできた、「ふくしまプライド。」を象徴するデザインになっている。主な販路は福島県内の量販店や旅館・レストラン等で販売。今年度は、県内の生産者により約140頭を生産予定だ。販売促進フェアや旅館・レストランと連携したキャンペーンなどを通して、まずは県内での認知度の向上と販売促進を進める。
イベントでは、内堀雅雄福島県知事、JA福島五連会長管野啓二氏のほか、福島県出身のお笑い芸人
あばれる君が登場し、新ロゴの披露に加え、『福粕花』の試食やトークセッションが実施され、『福粕花』の魅力をアピールした。
実際に『福粕花』を試食したあばれる君は「柔らかーい!!感動です!!酒かすの効果なのか、
本当に甘くて美味しい!もっと食べたい!少なくないですか??」とその美味しさに感動していた。
そして、「福島に何があるかと問われたときに自信を持って『福粕花』おすすめできます!おすすめの選択の幅が広がるのがうれしいです。“福ばっか”訪れますように!」と地元福島への思いと今後の期待を語った。
また、イベント終盤には、『福粕花』の市場デビューを記念して、来場者を対象に『福粕花』の料理とよく合う福島県産ブランド米『福、笑い』と焼き肉のたれが当たる抽選会なども行われた。
【福粕花公式HP】
https://fukuhakka-fukushima.jp/#about