言葉の壁をアイデアで越えろ!『多言語音声翻訳アイデアコンテスト』で8組が優秀賞を受賞

多言語音声翻訳アイデアコンテスト




世界の”言葉の壁”をなくし、グローバルで自由な交流を実現することを目的とする『2019年度 多言語音声翻訳アイデアコンテスト』の審査・表彰式が14日に行われた。

多言語音声翻訳技術開発・普及に取り組んでいる総務省と国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)が主催となっている。

最終審査でのエントリーは21組で、高校生から大学生、社会人、大学講師など、さまざまな立場の応募者が会場に集まり、それぞれ個性的で面白い発想のアイデアを披露した。

例えば、訪日外国人が飲食店に来店時、食事のメニューなどのスキャンを行うことによって食す前に味がイメージできる情報を表示させるといったアイデアや、日本での出産を経験する外国人の心に寄り添ったアプリアイデアなど、どのプレゼンテーションも実現後は多くの人が利用するイメージができる提案となっている。

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(左より、小川和也氏、首藤一幸氏、犬山紙子氏、五十嵐悠紀氏)

審査員にはエッセイストの犬山紙子氏、東京工業大学 准教授・首藤一幸氏、起業家/フューチャリスト・小川和也氏、明治大学 先端メディアサイエンス学科 准教授・五十嵐悠紀氏が務め、議論に議論を重ね、予定より10分ほど遅れて審査発表へ。

見事、21組中8組が優秀賞を受賞した。※プレゼンター/提案名


・加藤優弥/『多言語音声翻訳アプリを搭載したゲームソフトの開発』

・「災害情報の一斉放送を考える」/『災害情報を音声で伝達 多言語対応型防災無線アプリ「かんたん防災無線」』

・White Yellows/『グローバル交流の基礎を築く「文化」と「経験」の翻訳を目指したインタラクションモデルの策定』

・キャンパスラボAチーム/『日本料理を母国の味に翻訳 味覚スキャン』

・キャンパスラボCチーム/『ライブ配信をすぐに翻訳!「NOW 訳 LIVE」』

・吉田菜那/『スマホアプリ“Slanger”海外でもLet’s use 若者言葉!』

・鶴田葵、山本峰丸、塚本健人/『言語データ蓄積・学習型の母子健康手帳アプリ「Mama Supporter」』

・Shaberoo/『英語が身につくAIメンター付きボイス日記』


 

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審査員からは「使っている人の顔が思い浮かぶ」「ここに来たことをまず誇りに思ってもらえば」「“参加することに意義がある”ではないですが、これを機にさらにブラシアップして、ぜひ世の中にサービスを提供してほしい」と、惜しくも受賞を逃した参加者にエールが送られた。

なお、ここで受賞した提案は、2020年3月に行われる『多言語音声翻訳 試作品(PoC)コンテスト』の審査会へ出場することが可能で、これは本イベントに対し多言語音声翻訳を活用した”言葉の壁”を無くす製品サービスの試作品(PoC)のコンペティションとなっている。

プレゼンを終えた参加者たちはそれぞれを称え合い、会場は一体感に包まれ幕を閉じた。