12月の恒例イベント『忘年会』―令和の時代にはもう必要ない?!




2022年も残すところ約1ヵ月と少し、あっという間に年越しとなるだろう。

12月といえば忘年会。

お世話になった先輩、親しい友人、後輩、取引先、恋人などなど、様々な忘年会が夜な夜な開かれるはずだ。

そんな忘年会という行事も、一昔前と比べ人々の意識に変化が訪れている。

BIGLOBEが、全国の20代~50代の社会人の男女1,000人を対象にアンケート形式で「2022年の忘年会に関する意識調査」を実施。

本格的な忘年会シーズン到来の前の、ご参考までに紹介しよう。

まず、「忘年会に参加したいと思うか」を質問すると、職場・仕事関係の忘年会では、「参加したくない」(59.1%)が1位に。

一方、プライベートの忘年会も、「参加したくない」(46.2%)とそこそこな数字に。

ちなみに、職場・仕事関係の忘年会に「参加したくない」、「あまり参加したくない」と回答した630人に、その理由を質問すると、「気をつかいたくないから」(40.2%)、「お金がもったいないから」(37.1%)、「時間がもったいないから」(34%)、「勤務時間以外で関わりたくないから」(33.8%)、「コロナ禍だから」(30%)と回答が並ぶ。

あれ?もう忘年会って必要ないのか?と感じてしまう・・・

逆に、「どのような職場・仕事関係の忘年会なら参加したいか」を、全国の20代~50代の有職者の男女811人に質問をすると、「料理の美味しい忘年会」は「参加したい」が56.7%と半数を超える結果に。

他にも、「同期など同世代のみの忘年会」(45%)、「お酒を飲まなくても良い忘年会」(38.6%)、「夜でなく、ランチの忘年会」(35.4%)となった。

なるほど、美味しい料理はその通りだろうが、お酒を飲まないやランチの忘年会はラフで参加しやすい。

また、「忘年会に参加する場合、どの程度の参加人数が良いと思うか」を質問すると、プライベートの忘年会では「4~5人」(43.4%)、「2~3人」(35.6%)が多い結果に。

職場・仕事関係の忘年会では「5~10人」(27.9%)、「4~5人」(26.4%)、「2~3人」(22.7%)となった。

どちらもなるべく少人数制の方が好まれているようだ。

最後に、「今の時代に忘年会というイベントは必要だと思うか」を質問すると、「必要だと思う」(5.7%)、「ある程度必要だと思う」(24.3%)、「あまり必要だと思わない」(31.8%)、「必要だと思わない」(38.2%)で、「必要だと思わない」、「あまり必要だと思わない」をあわせ、「今の時代に忘年会というイベントは必要だと思わない」という人は7割に。

いつの日か、忘年会というイベントは無くなってしまうのだろうか?

幹事の皆さんは、今回の調査結果を参考にしてイベントを立てて欲しい。