【インタビュー】新川優愛、ドリカム「TRUE, BABY TRUE.」を元にした主演ドラマは、「今近くにいる大切な人に“ありがとう”と伝えたくなるような温かいお話」




新川優愛が主演するドラマ「TRUE, BABY TRUE.」が、9月10日(土)20時よりBS10 スターチャンネルにてTV初放送となる。本作は、ドリカムの“歌詩”の世界観をオリジナル・ストーリーとして映像化した作品群の一作で、新川は未来の東京にタイムスリップしてしまう母親・桜田美月役を丁寧に演じる。その放送を記念して、本人に話を聞いた。

―今回ドリカムの<うた>をドラマ化するということで、オファーを受けてどう思いましたか?

わたし自身、昔からドリカムさんの曲はたくさん聴かせていただいていましたし、いろんな方に愛されているドリカムさんの曲をドラマ化というのは、すごくワクワクしてうれしいなと思いました。

―台本を読まれた感想はどうでしたか?

台本は、感動しました。すごくメッセージ性も強かったです。ただ自分が役として子どもを産んでいるけれど、その自分がタイムスリップしていたり、世界観が難しいなと思いました。でもその時間軸だからこそ伝えられるお話なんじゃないかなとも思います。

―ちなみにドリカムの曲は、日常のどういう時に聴いていましたか?

父がアルバムを持っていたのでベスト盤をよく聴いたり、あとはドラマの主題歌にもなっていたので、誰かがカラオケで歌うほど身近で、そういう印象があったので、有名な曲は何曲か知っている感じでした。

―お母さん役はめずらしいと思いますし、しかもタイムスリップするので、時間の流れも大変そうでした。

タイムスリップするので子どもがひとりなのにふたりという設定があり、子役のほうが自分の年齢には合っていると思ったので、大人になった自分の子どもと接するシーンは難しかったです。でも最終的に強いだけではない母親の思いを伝えたいとは思ったので、よい経験になりました。

―理想の母親像はいかがですか?

たとえば思いがけないことが起こっても、その状況をまわりと楽しみながら、家族で手を取り合って行けるのは理想だなと思います。

―監督とはどのような話をされましたか?

大きく「こういう作品にしましょう」ではなく、その都度お話する感じでした。後半の感動ドラマだけではなく、前半のトントンと物事が進行していくシーンでも「もっと美大への潜入を楽しんでいいですよ」と言っていただいたり。楽しいところは楽しく、タイムスリップを含めて起こっていく物事に振り回されていく感じを大切にされていました。

―この作品に参加してよかったと思うことは?

ドリカムの中村さんとお会いしたのですが、お人柄がお茶目なんですよね。かわいいと言うと違うかも知れませんが、愛されていることを実感しましたし、そんな中村さんがイベントに登壇された時に拍手をしているファンの方の姿を見ていると、ドリカムさんがみなさんに愛されているグループなのかなと思いました。

そのドリカムさんの楽曲のドラマで、1話を担当させていただけるのが、ご縁も感じますし、ありがたいことだなと感じます。

―これからご覧になる方へのメッセージをお願いします。

ドラマ「TRUE, BABY TRUE.」は、時空を超えてもなお深い絆でつながっている親子の物語になっています。親子という関係でなくても、今近くにいる大切な人に「ありがとう」と伝えたくなるような温かいお話になっていると思いますので、ぜひご覧ください。

 

ヘアメイク:伊藤遥香
スタイリスト:タカハシエイジ

タイトル:「5つの歌詩(うた)」
配信・放送表記:スターチャンネルEXにて独占配信中
新川優愛主演「TRUE, BABY TRUE.」は、9月10日(土)20時よりBS10 スターチャンネルにてTV初放送
コピーライト:(C) 2022 東北新社
制作:東北新社/MMJ